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日本地雷処理を支援する会(JMAS)は29日、カンボジアが完全地雷除去を目標に掲げている2023年まで地雷除去活動への継続的な支援を約束したという。
技術顧問のナカノ マサヒト氏は、日本大使館での記者会見にてカンボジアが地雷完全撤去の目標を達成するまで、地雷や不発弾の除去を支援するためにJMASは協力する旨を表明した。
「我々の目標はカンボジアの地雷を完全に撤去し、我々が去った後、カンボジアの人々が幸せになることだ」
JMAS駐在員のスエナガ ノリヨシ氏は29日、主に元自衛官が中核となっているJMAは2001年に設立されたと語った。
2002年7月、JMASはカンボジア地雷対策センター(CMAC)と協定を締結し、プレイベン州で地雷除去活動を開始したと同氏は述べた。
「JMASの主な活動には、地雷対策技術のCMACへの移行、さまざまな機械の使用による地雷の処分、子供を含む地元住民への地雷リスク教育の提供が含まれている」と同氏は語った。
現在、JMASの会員はバッタンバン、ボンティアイミアンチェイ、カンポントムの各州で業務に当たっていると述べた。
同氏は、日本人7名とカンボジア人18名、CMACの90人のメンバーを含むJMASスタッフが3つの州で地雷除去作業に取り組んでいると述べた。
「2002年から2018年にかけてJMASは、1万9454個の地雷、636個の対戦車地雷、および38万7619個の不発弾を除去することにより、3287ヘクタールの地域の地雷を完全に撤去した。」と同氏は続けた。
同氏は、NGOが11校の学校、65キロメートルのラテライト道路、76キロメートルの溝、地域社会のためのインフラも構築したと付け加えた。
JMASは女性が地雷除去者として働くことも奨励していると同氏は語る。
同氏は、人々の生活を改善するために、地雷や不発弾が除去された開発地域でJMASに協力する他のNGO団体を求めていると語る。
「地雷除去した地域の開発を支援するNGOをパートナーとすれば、人々の生活が向上すると考えている」と同氏は語った。
同氏は2002年以来JMASが活動に費やした金額を見積もることはできないと述べたが、日本はJMASの活動を通じて地雷除去作業のために年間約150万ドル(約1億6000万円)を投じていると述べた。
先月、CMACが提出した報告によると、昨年約90平方キロメートルから約4万5500個の不発弾と地雷が発掘され処理されたという。
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