おすすめのプロモーション

<写真:Khmer Times>
カンボジアの首都プノンペンは13日午前、世界で8番目に大気汚染が深刻な都市として報告された。
独立系の大気質モニター「IQAirネットワーク」によると、プノンペンの空気質指数(AQI)は171に達し、不健康なレベルと評価されている。
一方、観光都市シェムリアップではAQIが191とさらに高く、こちらも不健康なレベルに分類された。
プノンペンとシェムリアップのAQI数値は、世界保健機関(WHO)の推奨する年間PM2.5ガイドラインを大幅に上回っている。
具体的には、プノンペンが約16.8倍、シェムリアップが約22.6倍の数値を記録しており、健康への悪影響が強く懸念される状況である。
この深刻な大気汚染は都市の急速な発展や交通量の増加、森林伐採や焼畑農業などの環境要因が影響している可能性があるという。
今回の報告はカンボジアの大気汚染問題を改めて浮き彫りにしており、特にPM2.5の高濃度が健康に及ぼすリスクは無視できず、呼吸器系疾患の増加や長期的な健康被害が懸念される。
政府や関係機関には早急な対策の実施が求められる。交通規制の強化、工場や建設現場の排出管理、植樹活動の推進など、具体的な環境改善策が必要となる。
[© poste-kh.com 2016-2025 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。