カンボジア環境省、乾季の大気汚染予防策の実施を助言

＜写真：Khmer Times＞

カンボジアの環境省は乾期における可能な大気汚染の予防を確実にするため、地方自治体と市民に対して4つの対策を実施するように助言している。

環境省による18日のプレスリリースによると、カンボジアでは大気質の状況が改善されており、PM2.5の濃度は18.03〜21.43μg/m³の間で、24時間平均での標準レベル50μg/m³を下回った状態である。

大気汚染の予防を確実にするために、環境省は以下の4つの対策の実施を地方自治体と市民に通知した。

1. 地方自治体は住民に対して森林、草地、農業廃棄物、切り株、ゴミ、固形廃棄物、およびその他の焼却炉を野外で燃やさないように指導する必要がある。

2. 地方自治体は森林、草地、農業廃棄物、固形ごみを野外で燃やすことや、埋立地での焼却を防止する措置を講じる必要がある。

3. 地方自治体と市民は、建設現場や建設資材の輸送におけるほこりの発生を防止する措置を講じる必要がある。

4. 地方自治体は定期的に街路や公共の場所を清掃し、衛生状態を保つ必要がある。

これらの対策は大気汚染と自然資源リスクの予防に向けたものであり、環境省と農林水産省は既に、すべての関係機関と市民に対して野火を防止し予防するための措置に関する通知を出している。

これは両省の専門部隊の指導の下で、予防任務について密接な協力を通じて明確化されたものである。

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