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<写真:The Phnom Penh Post>
カンボジアのEang Sophalleth環境大臣は、Martin Vavra駐カンボジア・チェコ大使とファウナ&フローラ・インターナショナル・カンボジアのエグゼクティブディレクターであるKristian Teleki氏と環境問題についての会議を開催した。
この会議はプノンペンの環境省で16日に行われ、環境分野での持続可能な発展とコミュニティ保護地域(CPAs)の生計の向上を目的としていた。
Vavra大使はプラスチック廃棄物が人間や動物の健康、自然資源、水源の保存に及ぼす脅威を強調し、ビニール袋の使用を減少させる世界的な緊急性を指摘した。
これに対し、Sophalleth大臣はカンボジア政府のペンタゴナル戦略の第1段階に基づき、人々の福祉を向上させる3つの主要な中核目標を設定していると述べた。
Sophalleth大臣によると、主要な目標の1つ目の優先事項は、約150万人の学生が参加するビニール袋の使用量を減らすキャンペーンの展開である。
2つ目に、再植林イニシアチブを中心に、毎年公衆に100万本の苗木を配布し、森林関連の犯罪との取り組みを強化することが挙げられる。
3つ目の優先事項は、地域および世界的な気候変動による緊急な課題に対応するためのクリーンでグリーンかつ持続可能なアプローチを促進する国際的なパートナーシップの確立である。
Sophalleth大臣によると、カンボジアには廃棄物処理のツールが存在するものの、主要な目標は廃棄物を最小限まで削減することであるという。
また、Sophalleth大臣はTeleki氏との会合で、CPAsの生計を向上に向けた開発パートナーの参加を歓迎するとともに、海洋プラスチックの削減や、海草とマングローブからのブルーカーボンの強化、保護区の管理、生物種の調査実施に対する共通のコミットメントを強調した。
ファウナ&フローラ・インターナショナル・カンボジアは、Rong島およびSdech島におけるプラスチック廃棄物削減に向けたソリューションを探求しており、個人や小規模ベンダーに選択肢を提供し、プラスチックの使用量を減少させ、海への流入を防ぐ取り組みを進めている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。