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<写真:Khmer Times>
カンボジア政府の発表によれば、2025年1月から5月にかけて、アンコール遺跡群への外国人観光客からの入場料収入は2456万ドルを超え、前年同期比で10.64%の増加となった。
入場券を購入した外国人観光客数は52万7577人で、こちらも11.71%の増加を記録した。
2025年5月単月では、アンコールを訪れた外国人観光客は5万2767人、入場料収入は約200万ドルに達し、いずれも前年同月比でわずかに増加した。
そのほかの歴史遺跡でも観光客数は増加しており、コー・ケー遺跡には1万1499人が訪れ、17万2485ドルの収入を記録した。
ベン・メリア遺跡では7552人が訪れ、7万5520ドルの収入となった。
観光促進の取り組みとして、フン・マネット首相は4月のクメール正月の際、シェムリアップ州における観光客誘致の強化を呼びかけた。
特に雨季にあたる「グリーン・シーズン」における観光促進に注力するように、関係機関へ指示を出している。
シェムリアップ観光クラブ協会(STC)のカオ・フィリップ会長も、アンコール遺跡の景観や緑の魅力を活かした観光振興の重要性を訴えた。
観光省は民間セクターとの連携を深めつつ、観光政策の策定や観光客誘致策の推進を進めている。
観光省の統計によれば、2025年第一四半期にカンボジアを訪れた外国人観光客数は183万人で、前年同期の158万人から増加した。
2024年の年間では、外国人観光客数は670万人に達し、前年比で23%増加した。
政府は2025年中に外国人観光客を700万人以上誘致する目標を掲げており、官民の協力による観光振興策の成果が注目される。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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