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<写真:Khmer Times>
カンボジア上院議長のフン・セン氏は、タイの一部メディアが「自らを最高司令官に指名し、タイとの戦争に備えている」と報じたことについて「事実無根のフェイクニュースである」と強く批判した。
発言は6月26日、プレアヴィヒア州において国境付近から避難した市民との会合の場でなされたものである。
同氏は軍の動員命令を一切発していないと明言し、現在の自らの地位は上院議長として国王に次ぐ国家序列第2位にあり、38年間務めた首相職を既に退いているため、「司令官を名乗る必要はない」と語った。
さらに、現在は名誉職として「王立カンボジア軍後方支援大将」の称号を有し、陸軍・海軍・空軍および武装部隊の人事に一定の関与を続けていることを認めた。
一方で、実際の指揮権は、現職首相である息子フン・マネット氏、国防大臣、武装部隊司令官らが有していると述べ、自身が軍を直接指揮する立場にはないことを強調した。
また、フン・セン氏は自らが過去にポル・ポト政権を打倒した軍の創設者であることに言及し、「私が司令官を自称する理由はない。国家の安定と指導に全力を尽くしている」と述べ、報道の不正確さに対する強い不満を示した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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