世界各国で人気を集めるカンポット産の胡椒

Kampot Pepper Promotion Associationの会長によると、今年1月から7月までに約45トンのカンポット胡椒を販売し、さらに中国、ドイツ、フランスの3カ国は35トンの胡椒を購入する交渉を進めているという。


ゴン・レイ会長は「中国、ドイツ、フランスとの交渉は、各国が残っている在庫全てを求めているため交渉中である」と述べた。

レイ氏は、1キログラム当たりの価格は黒胡椒15ドル、赤胡椒25ドル、白胡椒28ドルと述べ、 これらの価格は変わらないと語った。


同氏は、昨年の生産量は約53トンだと公表した。

「今年末までにさらに60ヘクタールの農地を詳細に調査する」

カンポットの胡椒は、世界でも認められるブランドとなった。

農業省の最新の統計によると、カンボジアの胡椒生産量は、2016年の11,800トンから年末までに約70％増加すると予測されている。
 
生産量の増加は、市場価格の改善、農産物の栽培方法の向上に努めたためだと、同省のヘン・バンハン（Hean Vanhan）局長は述べた。

「胡椒の価格は毎年上昇しているため、農家はキャッサバやゴム栽培から胡椒栽培に転換している」



同省によれば、今年は約5,000ヘクタールで胡椒が栽培されているという。


胡椒は全国19の州で栽培されており、ベトナムとの国境沿いのトボン・クムン州では、総生産量の約75％を占めている。

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