水祭り参加者向けにコンドーム6万個を無料配布　HIV防止キャンペーン

カンボジアエイズ当局は、水祭りに参加している漕手や関係者に対し、性感染症防止キャンペーンの一環として、コンドーム6万個を無料で配布したという。

当局のテン・クンティ事務総長は、コンドームを無料で配布することで同時に性教育を行いたいと考えを述べ、

「このキャンペーンで、エイズやHIVに関する知識を広めていきたい。」と語った。

このキャンペーンでは、無料のHIV検査も実施された。

カンダル州出身のヴァンナ氏は、無料のコンドームを受け取り、

「私は性行為をするつもりはないが、皆と同様に受け取った。」と語った。

昨年の水祭りの際にも、カンボジアエイズ当局はコンドーム5万個を無料で配布したという。

今年7月に国連は、カンボジアはアジア太平洋地域の国々で最もHIVの治療を受けている患者数が多いという結果を明らかにした。

この報告書によると、5万7000人がHIVの治療を受けており、そのうち80%は感染していると推測されている。

http://www.khmertimeskh.com

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