観光客数、12%増で430万人へ

観光客数、12%増で430万人へ
2018年11月14日 00時00分 公開
観光客数、12%増で430万人へ

今年1月から9月までにカンボジアへの観光客数は昨年同時期比11.8%増の430万人となった。

 

<アンコールワットを訪れる中国人観光客(写真提供:KT/Chor Sokunthea)>

 

観光省が発表した報告書によると、中国人観光客がもっとも多く、昨年同時期に比べ71%増加した。

 

一方で、ベトナムからの観光客数は98万4000人、ラオスからは98万4000人、タイからは23万9000人と近隣諸国からの観光客数は減少していると観光省は述べた。

 

11月13日に発表された同報告書によると、5番目に観光客数が多い韓国からの観光客数は昨年の約29万6500人から17%減少し、22万3000人となったという。

 

カンボジアの外国人観光客数上位10カ国である中国、ベトナム、ラオス、タイ、韓国、米国、日本、マレーシア、フランス、イギリスからの観光客数合計は380万人であり、カンボジアへの観光客数の大部分がアセアン諸国と東アジアからであった。

 

カンボジア政府は今年、外国人観光客数を620万人にする目標を掲げており、観光省は順調に目標の数字に近づいていると述べた。

 

観光省広報担当のChuk Chumnor氏は、「ハイシーズンが始まるため、我々は観光客数が目標の数字に達する、もしくは上回ると見込んでいる」と述べた。

 

同氏によると、「特定の国からの観光客数が減少した原因は季節による変動だとみている」という。

 

同報告書で観光省は、今年、カンボジアを訪れた430万人の観光客のうち約300万人が、飛行機を利用したが、他の観光客は陸路や水路を利用したと発表した。

 

また、今年の1月から9月の間でカンボジア人の海外旅行者数は昨年同期間比10%増の140万人に達したという。

 

昨年、560万人の外国人観光客がカンボジアを訪れ、そのうち120万人が中国人であった。

 

出典:KhmerTimes

 

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