カンポットにフェリーターミナル建設　観光業活性化へ

タイランド湾のそばに位置するカンポット州はアジア開発銀行からの資金援助を得て、１,８００万ドル規模の観光用フェリーターミナルを建設する準備を進めていると明らかにした。

カンポット州の観光課のソイ・シノイ課長はクメールタイムズに対して昨日、考案しているフェリーターミナルの実現可能な建設計画の作成は完了したと話した。

「フェリーターミナルの建設工事の参加資格の入札は今年中に開始し、建設は２０１８年もしくは２０１９年に完了させる」とシノイ氏は話した。

アジア開発銀行の大メコン圏の観光業に関する報告書によると、カンポット州のタックチュー地区に建設されるフェリーターミナルは２０１８年を予定している操業開始時には外国人観光客とカンボジア人観光客合計３６万人の利用者を見込んでおり、２０２０年には４４万２千人に増加すると予想している。


「フェリーターミナル開発はカンボジアの南部湾岸地域の観光業を活性化に役立ち、フェリーターミナルはカンボジア南部やベトナム、タイランド湾のその他の国との新たな玄関口になるだとう」とアジア開発銀行カンボジア駐在事務所の代表、エリック氏は話した。
 


アジア開発銀行は１,８００万ドルの融資を２０１４年に承認しており、カンボジア南部のフェリーターミナルとそれに付随するインフラ整備はカンボジアに新たな観光地を生み出すだろうと声明を発表した。
 

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