カンボジア:新たに新型肺炎感染者を確認、5人目

カンボジア:新たに新型肺炎感染者を確認、5人目
2020年03月13日 00時00分 公開
カンボジア:新たに新型肺炎感染者を確認、5人目

カンボジアのバイキングクルーズに乗船していたイギリス人夫妻が新型コロナウイルスに感染していることが確認された。カンボジア国内で5人目の感染者だ。

 

感染が確認されたのはイギリス人の男性(73)とその妻(69)で、12日パスツール研究所での検査で陽性の結果を示した。

現在、感染が確認された夫婦はコンポンチャムの病院で隔離され、容態は安定しているという。

また、感染が確認された夫婦と同じクルーズ船に乗船し、10日に新型コロナウイルスの感染が確認されたイギリス人女性(65)については、イギリス大使館の要請でプノンペンの病院へと送られた。

 

現在、クルーズ船に乗船するイギリス人の中、3人が新型コロナウイルスへの感染が確認されている。

コンポンチャム州によると、合計59人の乗員・乗客は未だクルーズ船に乗船しており、新型コロナウイルスの検査で陰性を示していても14日間ホテルに送られ、隔離される方針だという。

 

このクルーズ船は乗員・乗客合わせて64人を乗せ、3月5日にベトナムのホーチミンを出港し、7日にプノンペンを経由し、10日にコンポンチャムへ入港した。

政府当局は、プノンペンやコンポンチャムで感染が確認された乗客と接触があった人を捜索している。

女性1人と息子、2人のトゥクトゥク運転手は、感染患者との接触があったとし、検査結果は陰性だったが、自宅で隔離措置が取られているという。

 

これまでカンボジアでは、シアヌークビルを訪れていた中国人男性、シェムリアップから帰国して感染が確認された日本人男性の感染が確認されている。

 

 

※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

 

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