カンボジア：3人目の新型肺炎感染者を確認

10日、保健省はカンボジアで3人目の新型コロナウイルス感染者が確認されたことを伝えた。

保健省は、10日夜に行われた記者会見で、65歳のイギリス人女性がコンポンチャム州の病院で隔離されていると伝えた。

保健省によると、プノンペンにあるパスツール研究所は、イギリス人女性が新型コロナウイルス感染の検査を行い、陽性の結果を示したという。

女性は複数のイギリス人と共に3月2日、クルーズ船に乗船するためハノイに到着した。

クルーズ船は3月5日にホーチミンを出港し、約30人の乗客を乗せて7日にプノンペンへ入港した。

今回感染が確認されたイギリス人女性については、ロンドンからハノイに向かうベトナム航空のフライトで、到着後に感染が確認されたベトナム人女性の隣に座っていたとの情報がクルーズ船のプノンペン入港前に当局に通達されていた。

イギリス人5人は、プノンペンのクメール・ソビエト友好病院へ新型コロナウイルス感染の検査のために送られた。

5人中3人の検査結果は陰性で、2人は健康状態が良好であり、感染の疑いがある症状がみられないため、検体の提出を拒否したという。

その後、クルーズ船はコンポンチャム州へ向かい、プノンペンで検査を拒否していた2人が検体提出に同意をし、検体は9日にパスツール研究所に送られた。

検査の結果、2人のうち65歳の女性から陽性反応が出たという。

他のイギリス人4の検査結果は陰性だったがクルーズ船内に隔離されている。

約30人と34人の乗員は、新型コロナウイルス感染の検査を受けるまでクルーズ船から離れることを禁止されている。

※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

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