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2月1日に実施されたアンコールワットのチケット代値上げは旅行者の減少につながらなかったと最新のデータで明らかになった。
アンコールワット考古学公園のチケット販売を行っているアンコール・エンタープライズが発表した統計によると、今年第一四半期でシェムリアップにある世界遺産には701,358人になった。また、チケット販売による収益は2,000万ドルにのぼった。チケット価格が約2倍になったが収益の増加は昨年比1.7%の増加にとどまった。
観光業の専門家の中には政府のアンコールワットの入場料値上げの決定に対して外国人旅行者の価格意識を引き起こし、アンコールワットやカンボジア訪問を避ける人がでてくることに懸念を示している人もいる。
2月1日、政府は外国人観光者のアンコールワット1日入場券を20ドルから37ドルに、3日入場券を40ドルから62ドルに、1週間入場券を40ドルから62ドルに値上げした。
カンボジア旅行代理店協会のシブリン会長は現在のところ、訪問者の兆候に変化は出ていないと話した。
「我々が価格改定を行った場合、旅行者がアンコールワットに足を運ばないのではないかと懸念している。」とシブリン会長は話した。
しかしながら、旅行代理店のパッケージツアーは価格改定が反映されるのに時間がかかるため、入場券値上げから2か月間のデータだけをみて政府は正しい決定をしたと判断するのは早すぎるとシブリン会長は続けた。
「おそらく収益は第二四半期で増加する。なぜなら、第二四半期からパッケージツアーに関しても値上げが反映されるからだ。」とシブリン会長は加えた。
国家観光同盟のヴァンディ氏は価格の引き上げは入場者数と利益の両方に影響を与えていないように見えると話した。
「チケット収益は何も変化が起きていないように感じるが、今はまだ閑散期だ。第二四半期に数字が変わらないかをみて、入場料値上げが影響をもたらしているかどうかを判断するのがいいだろう」とヴァンディ氏は続けた。
アンコールワット考古学公園は昨年、220万枚のチケットを販売し、6360万ドルの収益を上げた。この数字は前年と比べ4.2%増加している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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