フン・セン首相来日　日本政府2億4400万ドルを援助予定

日本政府は、プノンペンでの洪水防止と排水機能改善のプロジェクトの実施、シアヌークビル深海港での新しいコンテナターミナルの開発のために、カンボジアに無償資金協力・無利子融資として、2億4400万ドルを提供する予定である。
 
カンボジア外務省の声明によると、フン・セン首相は来週9日の水曜日から13日の日曜日まで訪日予定だという。
 
財務大臣、農村開発大臣、観光大臣および政府関係者が同行する。
 
外務省は、在日中にフン・セン氏と政府代表団が日本の皇太子殿下と謁見すると述べた。
 
その後、安倍晋三首相と首脳会談を行い、両首脳は、カンボジアに対する日本の援助に関する2つの文書の署名を行う。
 
援助には、プノンペンでの洪水防止と排水機能改善のプロジェクト実施を目的とした3500万ドルの無償資金協力と、シアヌークビル港での新しいコンテナターミナルの開発のための2億ドル以上の無利子融資が含まれる。
 
フン・セン氏はまた、日本カンボジア議会友好協会（The Japan-Cambodia Parliamentary Friendship Association）、日本メコン議会友好協会（The Japan-Mekong Parliamentary Friendship Association）、日本貿易振興機構、日本企業4社の代表からも表敬訪問を受けるようだ。
 
フン・セン首相はまた、日本カンボジア協会主催の『カンボジアでの投資セミナー』に参加し、日本に留学しているカンボジアの学生と会い、廃棄物処理施設を訪問、自動案内軌条式旅客輸送システム（AGT）を試乗する予定だという。

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