日本政府、カンボジア特別法廷に100万ドルを寄付

日本政府、カンボジア特別法廷に100万ドルを寄付
2017年08月02日 00時00分 公開
日本政府、カンボジア特別法廷に100万ドルを寄付


日本政府は、クメール・ルージュ裁判所を支援するため、2017年の予算から100万ドルを超える資金を提供した。
 

カンボジア特別法廷(ECCC)の広報担当であるネス・フィークラ氏は、日本はこの裁判所にとって最大の支援国の一つであると述べた。
 
「我々は、日本政府がECCC(カンボジア特別法廷)を支援するため、いつも資金を提供してくれることに感謝している」
 


裁判所の発足以来、日本は混合法廷に8,634万ドルを寄付した。
これは、裁判所の予算の31%に相当する。
 
フィークラ氏は、日本からの援助はカンボジア人にとって非常に重要だと述べる。
 
「これは、クメール・ルージュとその時代に亡くなった人々の正当性を証明することに役立つだろう」と語り、この援助により、カンボジアで刑罰を逃れようとする者の考え方を変えていきたいと加えて述べた。
 

また、犯罪を犯す者は罰せられなければならず、法律から逃れることはできないというメッセージを世界に発信することができるとフィークラ氏は語る。
 
一方で、カンボジア人は長年にわたって判決が下るのを待たなければならないため被告人はどんどん高齢化するという。

日本政府は可能な限り正確かつ効率的、そして速やかに残りの事件に取り組むよう、裁判所に奨励した。
 
公式報告書によると、今年の裁判所の総予算は約2650万ドルだという。

http://www.khmertimeskh.com/
 
 
 
 

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