カンボジア観光省の発表によると、今年1月〜6月までにカンボジアを訪れた外国人の数は10万2560人となり、前年同時期に比べて91.3%減少した。
新華社通信が報じた。
2020年1月〜6月にカンボジアを訪れた外国人の数は118万人で、国籍別ではタイ、中国、ベトナムが多かったという。
一方、今年1月〜6月にカンボジアを訪問したタイ人は5万2290人で、中国人は2万9751人、ベトナム人は6956人だったという。
それぞれ、前年同時期に比べて67.5%、89%、96%減少したこととなる。
現在、カンボジア国内の空港に離発着している航空会社は合計18社で、今年1月〜6月にカンボジア国内の空港に到着した便は前年同時期比89.5%減の1089便にとどまった。
観光省のTop Sopheak報道官は、カンボジアを訪れた外国人の数が大幅に減少した理由は新型コロナウイルスだとし、この影響でカンボジアでは昨年3月から外国人への観光ビザの発給を停止せざるを得ない状況が続いていると話した。
その一方で、今年末までには国内で集団免疫を獲得し、ワクチン接種を完了した外国人観光客の受け入れを再開できるようにしたいとSopheak報道官は新華社通信の取材に対して話した。
カンボジア政府が今年11月までに人口約1600万人のうち75%にあたる1200万人にワクチンを接種することを目標としている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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