ケップ州で海祭りの開催が終了、観光の促進に貢献

＜写真：Khmer Times＞

12月1日〜3日までの3日間、カンボジアのケップ州で「海祭り」が開催され、地元及び国外からの観光客、観光関連企業、関係者、要人らが訪れ、食品・飲料品の展示会とライブコンサートが行われた。

今年で10回目となる海祭りは、同国の沿岸都市や町で毎年開催される観光イベントで、フン・マネット首相が2日の開会式に出席した。

観光省の取り組みにより、地元と国外からの観光客を開催地に誘致し、祭り期間中に地元の観光関係者とフォーラムを開催することで、観光経済の向上と発展を図っている。

同州のKnai Bang Chatt ResortのマネージャーであるPhang Pheakdey氏は、海祭りが観光客を誘致し同州の人気を高める上で重要な役割を果たしたと述べた。

同氏によると、同州が観光客に愛される理由は、静かな海岸町の雰囲気、シーフード、ビーチ、新鮮な海の空気である。

新たに立ち上げられた「ケップ州観光開発マスタープラン2023-2035」により、同州は地域で競争力の高い豪華なエコツーリズムの目的地になることを目指している。

同マスタープランには、ゴルフ場、マリーナ、カジノといった新しい観光資源や観光施設の開発や、ホテル、レストラン、ビーチといった既存の観光インフラの質の向上が含まれる。

また、同州は豪華な観光、MICE（会議・報奨旅行・国際会議・展示会）、結婚式の目的地として開発され、同時に沿岸、森林、マングローブ地域の環境保護に焦点を当てた持続可能な観光地としても開発される予定である。

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