プノンペンの水祭り、ビジネス効果に期待

＜写真：Khmer Times＞

11月26日〜28日にかけてプノンペン都で開催されている水祭りが、地元ビジネスに大きな期待をもたらしている。

同祭りは数十万人の観光客が訪れ、特に同都市のリバーサイドエリアの商業活動が活発化しており、地元飲食店は同祭り期間中の売上が大幅に上がることを期待しているという。

さらに同エリア沿いの歩道には、食品や飲料、スナック、地元の手工芸品を展示する露店も設置され、民間部門も人々や観光客を楽しませるためにパフォーマンスを行なっている。

同祭りは3年間の中断を経て再開され、同都市のトンレサップ川沿い1.7kmの区間で行われたボートレースには約337隻のボートが参加した。

同祭りは11世紀後半の古代クメール帝国時代の強力な海軍力を称えると同時に、雨季の終わりと同川の逆流現象を祝うものであり、夜にはライトアップされたフロートのプロセッションや花火、コンサートなども楽しむことが可能である。
 

同都市のクオン・スレン都知事によると、参加者の安全とセキュリティを確保するため、1万人以上のセキュリティ要員を配置したという。

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