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<写真:The Star>
カンボジアは社会経済活動の促進に向け、水路交通を改善する「トンレバサック運河・物流システムプロジェクト」の開発を行う予定である。
Phay Siphan政府首席報道官によると、同国政府はフンセン首相が議長を務める閣僚会議でプノンペンのバサック川と南西部ケップ州の海を結ぶ水路建設を承認した。
19日に発表されたプレスリリースによると、「フナン・テチョ運河」と名付けられたこのプロジェクトは、同国の水路交通分野においてメコン川水系と海路を結ぶ初のプロジェクトである。
フィージビリティ・スタディによると、同水路は長さ180kmでプノンペンのバサック川からカンダル州とタケオ州、カンポット州を経由してケップ州の海を結び、建設費用は17億ドル(約2340億9680万円)、完成までに約4年を要すると試算されている。
同プロジェクトは現在の輸送にかかる時間や距離・コストの削減、商業地域と物流センターの創出、多くの新しい衛星地域の開発、農業・灌漑・養殖・家畜開発地域の拡大、シアヌークビル自治港やプノンペン自治港などでの雇用創出、都市開発と都市化の促進、不動産の成長促進といった多くの利益をもたらすことになる。
カンボジアのメコン河下流域調査調整委員会(メコン委員会)は同プロジェクトを他の同委員会加盟国に知らせる必要があり、オーン・ポンモニラット副首相兼経済財政大臣はあらゆる面で詳細な調査を行い、フンセン首相に報告する責任を担っている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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