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<写真:Khmer Times>
カンボジア・スバイリエン州スバイティアップ郡プレイ・タ・アイ村に位置するWPスポーツ社において、労働環境の改善を求める約1000人の従業員がストライキを実施した。
ストライキ参加者のうち約950人が女性であった。
労働者側は妊娠中または育児中の従業員への早退許可、清潔な飲料水の提供など、具体的な労働条件の改善を要求した。
これに対して、労働・職業訓練省スヴァイリエン州局が仲介役を務め、労働者代表、品質管理者、チームリーダーらと企業側との協議が実施された。
労働者は出退勤管理装置の増設、社員食堂の設置、トイレの衛生状態の改善、医療手当の支給、技能手当の導入、給与支払いの遅延防止など、計10項目にわたる改善提案を提示した。
協議の結果、同日午後4時までにそのうち8項目について合意が成立し、残る2項目に関しては引き続き協議を継続することで双方が一致した。
労働省報道官のスン・メサ氏は「労働者と企業の双方が法令および現実的な実現可能性を考慮し、冷静な対話を行ったことにより迅速な合意が実現した。これは当該工場における労使関係が健全である証左である」と述べた。
合意に至らなかった課題については今後も専門家の助言を得ながら、スバイリエン州労働局の指導のもとで解決を目指す方針である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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