プノンペンの縫製工場が給与未払い、労働省が支払いを約束

プノンペンの縫製工場が給与未払い、労働省が支払いを約束
2024年03月21日(木)16時53分 公開
プノンペンの縫製工場が給与未払い、労働省が支払いを約束

<写真:Khmer Times>

 

プノンペンのダンカオ区に位置するY&Wガーメント社の従業員が20日朝と夕方に、給与や福利厚生を受け取ってないとして抗議活動を行った。

 

その後、労働職業訓練省が同社工場の労働者に給与が支払われることを発表した。

 

同社は約5000人の労働者を雇用し、大半が女性で、そのうち約500人が妊娠中である。

 

同省の発表によると、同社工場では所有者が2月に逃亡して以来、仕事がない状態となっている。

 

工場を所有する中国国籍のユエン氏は資金が尽き、4849人の労働者の給与と福利厚生を支払わずに国を逃れた。

 

同省の発表によると、プノンペン市裁判所の暫定差し押さえ命令に基づき、同社の財産および資材の暫定的な没収について、同省は労働者に給与およびその他の福利厚生を提供するための予算を持っている。

 

それは、労働者は23日から同区行政事務所で給与を受け取ることが可能であるという。

 

同社の状況は労働法と破産法の下で解決される必要があり、プノンペン市裁判所の執行官は、13日に工場の株式を含むビジネスの資産を全て差し押さえる命令を実施した。

 

労働省のスポークスマンであるカッタ・オーン氏は、昨日抗議した労働者に対して、同省が解決策を提供するのを待ち、解散するように呼びかけた。

 

同社の労働者は同省の対応に対して、称賛の声を上げている。

 

 

 

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