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<写真:Khmer Times>
カンボジア政府は最低賃金を200ドル(約2万8380円)から204ドル(約2万8940円)へ引き上げることを決定しており、2024年は衣類・履物・旅行用品産業(GFT産業)の労働者にとって喜ばしい年明けとなった。
この賃金引き上げは国家最低賃金評議会とフン・マネット首相の指示に基づくものである。
同首相は自身のFacebook/Telegramで、労働者の生活水準の向上に対する国家政府のコミットメントを強調するメッセージを発信した。
GFT産業の労働者には月額7ドル(約993円)の交通手当、月額10ドル(約1419円)の勤務ボーナス、2ドル〜11ドル(約238円〜約1560円)の範囲での勤続ボーナス、加えて残業手当が支給される。
労働訓練省によれば、GFT産業の労働者が受け取る最低賃金は221ドル〜232ドル(約3万1360円〜約3万2920円)の間である。
この賃金引き上げは国家経済の重要な構成要素であるGFT産業の労働者の全体的な福祉への貢献の一環とされている。
カンボジア履物協会やカンボジア旅行用品・皮革協会は、2024年の労働者の最低賃金引き上げを歓迎しており、この決定が産業の競争力を保ち、労働者の生活水準を高めることにつながると指摘する。
世界銀行のエコノミストによると、カンボジアの経済がポストパンデミック時代に顕著な成長を遂げる中で、各部門の最低賃金が上昇することが予測されている。
カンボジアは2030年までに上中所得国になる目標を掲げており、今後は民間部門および公共部門の給与が引き上げられることが期待される。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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