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<写真:Khmer Times>
カンボジアの労働職業訓練省によると、2023年1月〜11月までの間に全国で工場労働者228人が労働災害によって死亡した。
同期間の労働災害の被災者は合計1万3191人に上った。
死亡者数228件のうち29人が失神し、交通事故の発生件数は7192件、職場での事故の発生件数は5999件であった。
国際労働機関(ILO)が2019年に発表した報告書によると、同国では毎年1500人以上の労働者が労災で命を落としている。
労災事故は労働者を保護する知識やシステムが不足した現場で頻発し、建設現場、レンガ工場、中小企業での発生が多い。
同国労働組合連盟のAth Thun氏によると、発展途上国の同国では投資家や政府が労働者の健康に十分な注意を払わないため、建設現場やレンガ工場、漁業などで労災が頻発している。
数々の報告で同国における労災の深刻な状況と対策の必要性が浮き彫りになっている。
特に建設現場における安全基準の不備や労働者の健康と安全への不十分な注意によって、多くの命が奪われていることは明らかである。
同省によると、同国政府は労災の防止について労働者の安全な交通手段の確保に焦点を当てている。
フン・マネット首相は11月、2027年までに全国の労働者に安全な交通手段を提供するため、労働職業訓練省に関係者と協力するように求めた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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