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<写真:Khmer Times>
20日にプノンペンで家庭用品や事務用品を製造する企業「カラー・スター・カンボジア・プロダクツ」の労働者約250人が解雇契約に関連する抗議活動を行い、ダンコール区スピアントマル地区を通る国道217号線を一時的に封鎖した。
労働者たちは最終給与の支払い、未使用の年次休暇に対する補償、勤続年数に応じた補償、事前通知手当、そして解雇手当の計5項目を会社側に要求した。
これに対し、労働・職業訓練省の仲介のもと、4項目については法的枠組みに基づいて会社が支払いに応じることとなり、同日午前中には道路封鎖が解除された。
労働・職業訓練省は声明において、同社が新たな拠点への移転を決定したことに対し、これに反発した労働者たちとの協議を5月19日に開始したことを明らかにした。
また、労働者が新拠点での勤務継続を望まない場合には、契約終了に伴う適切な補償を支払うことで両者が合意に至ったと説明している。
政府は今後も状況の安定化と円滑な解決に努める方針を示しているが、一方で公共の道路を封鎖するなどの抗議行動は公共秩序を乱す行為であり、刑事罰の対象となる可能性があるとして、労働者に冷静な対応を求めている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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