世界のベスト大都市、プノンペンが10位に選出

＜写真：khmertimeskh.com＞

米国の高級旅行誌『コンデナスト・トラベラー』が実施した「2025年リーダーズ・チョイス・アワード」において、カンボジアの首都プノンペンが「世界のベスト大都市」部門で第10位に選ばれた。

同アワードは今年で38回目を迎え、世界中の旅行者75万7109人による投票をもとに、都市、ホテル、航空会社、島、クルーズラインなどの部門で優れた旅行体験を提供した対象が評価されている。

プノンペンは、文化、建築、美食、観光体験といった多方面において、国際的な注目を集める都市として認められた。

『コンデナスト・トラベラー』は、プノンペンについて「麺料理やラッフルズ・ホテルでのアフタヌーンティー、メコン川でのクルーズなど、カンボジアの魅力を体感できる都市」と評している。

さらに、王宮やシルバーパゴダ、ロシアンマーケットの活気といった観光地に加え、チュンエク虐殺センターやトゥールスレン虐殺博物館といった歴史的施設にも言及し、同国の過去と現在を理解するうえで重要な場所として評価している。

『コンデナスト・トラベラー』は1987年に創刊され、現在は世界7カ国で展開されている国際的旅行メディアである。

印刷媒体だけではなく、デジタル、映像、SNSなど多様な形態で情報を発信し、世界中の旅行者に影響を与えている。

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