カンボジア、米国による支援のもと農業分野へ助成金を供与

昨日、大学の学位取得や研究機会提供を目的とした、農学に関する奨学金や研究助成金が新しく導入され、農業分野の能力向上が期待されている。
 
アメリカの協力のもと、この新しいプログラムには総額346,000ドルが供与されるとのことだ。

5つの州にまたがり、農業技術に関する研修が実施される予定である。
 
この研究は農家や企業に向けに一般公開されるという。

ヴェイン・サコン農林水産相は、「カンボジアは、農業分野発展のために人的資本が必要であり、今回の制度は大いに役立つだろう。」
 
「人的資本はこの分野において非常に重要であり、これらのプログラムは同省が目指す、農業生産量の向上や、食料安全保障の確保などという目標と一致している。」と語った。

アメリカのウィリアム・ハイト駐在大使はプログラムの開会式に出席し、「農業分野が直面している大きな課題に対し、若い科学者が中心となってカンボジアのために解決策を導き出すだろう。」

「カンボジアが経済成長、貧困削減のため農業分野に依存していることは間違いない。カンボジアの農業分野は大きく成長したが、まだまだ改善の余地がある。」と語った。

さらに同氏は、「農業は製造業、観光業、技術産業と大きくは変わらない。カンボジアに若く、賢くそして献身的な人材が必要である。」と述べた。

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