ロシア通り沿い土地価格、わずかな上昇に留まる

ロシア通り沿い土地価格、わずかな上昇に留まる
2017年07月28日 00時00分 公開
ロシア通り沿い土地価格、わずかな上昇に留まる


不動産専門家によると、プノンペンのロシア大通りに沿いの土地価格は、住宅、商業、インフラの開発などが多く行われているにもかかわらず、わずかの増加に留まったという。

Century 21メコンのソキムCEOは、ロシア大通りの土地価格は、ショッピングモール、コンドミニアム、アパートメントなどの道路沿いの大きな発展により、今年上半期には昨年同時期と比べてわずかに増加したと語った。

アン・ドゥーン病院から7マカラ陸橋までの土地の価格は1㎡あたり4,300ドルから5,500ドル、7マカラ陸橋からプノンペン国際空港までが2,100ドルから4,000ドル、空港より先が平均で2,000ドルから3,000ドルだという。

「土地価格のわずかな上昇は大通り沿いの大規模なプロジェクト開発の影響を受けており、道路沿いの土地は開発のために購買されている」とソキム氏は話す。

「現在、商業ビルのショールームだけでなく、多くの自動車ショールームが見受けられる。」と同氏は付け加えた。

「富裕層の人々が国際空港に向かうこのロシア大通りを利用するので、多くの建物がビジネスハブとして建設されている」

ロシア大通り沿いの最も高価な土地は、カナディア銀行のビルやヴァタナックキャピタルタワー周辺の中央ビジネス地区あたりだという。

ロシア大通りは、ビジネス目的や国際空港に向かう人々のために、最も利用される道路の1つだ。



Advance Real Estateの共同設立者であるポ・イヴコン氏は、2017年の最初の6ヶ月間の土地取引はほとんどなく、ロシア大通り沿いの土地価格は、多くの住宅および商業開発にもかかわらずわずかな増加であったと述べた。

カナディアビルからロシア大通りに沿ってカンボジア工科大学までの土地価格は1㎡あたり3,000ドルから3,500ドルだ。

イヴコン氏の推測によると、カンボジア工科大学から7マカラ陸橋までの土地価格は2,500ドルから3,000ドル、7マカラ陸橋からデイ・フューの交差点までが 2,000ドルから 2,500ドル、交差点からチョム・チャヴまでは約1,000ドルだという。

「現時点では、土地の買い手であるディベロッパーは、土地購入の前に十分な査定を行なっている段階であり、昨年と比較して地価はわずかに上昇するに留まっている。」と同氏は語った。

また同氏は、「ロシア大通り沿いの商業地域だけが価格上昇を見せているのに対し、住宅価格は安定している。通り沿いの土地価格のピークがもう過ぎ去ってしまったからだ。」と付け加えた。


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