カンボジアのKhieu Kanharith情報大臣は、民間航空庁(SSCA=State Secretariat of Civil Aviation)が11月初旬にシアヌークビル州で2度目となるこ航空災害に対する防災訓練を実施する予定だと発表した。防災訓練は航空機の機体が緊急事態に対応できるのかを確認するためだという。
Kanharith情報大臣は、防災訓練はシアヌークビル国際空港で実施され、訓練にはSSCAや保健省、国家警察職員が参加する予定だと述べた。SSCAは2017年に初めて防災訓練を行なっている。
シアヌークビル州の警察、軍隊、消防隊、医師も防災訓練に参加し、緊急時における対応力を確かめるという。
Kanharith情報大臣は、救急車や警察車両、消防車など緊急車両のサイレンが作動するかも確認される予定だと述べた。
同情報大臣は「今回の防災訓練では、各当局は実際の生活で事故が起きた場合を想定し、交通状況を円滑にするように努めてほしい。国民に対し、誤解して混乱しないように防災訓練について前もって知らせておくべきだ」と語った。
SSCA広報担当のSinn Chansereyvutha氏は、今回の訓練を通じて航空関係者やその他関係機関の協力体制の強化を期待すると話した。
同広報担当は「防災訓練は1日かけて行われる予定で、実際に災害が発生したときのことを想定した訓練の実施をするために正確な日程の決定はしていない。訓練において、実際に飛行機の墜落実験などはしないが、箱やコンテナには実際に火をつけて訓練を行う予定だ」と語った。
広報担当のChansereyvutha氏によると、訓練は2箇所における災害を想定しており、1箇所は空港内、もう一箇所は人があまり集まっていない場所だという。
2018年、韓国が出資したSSCAの民間航空トレーニングセンター(CATC=Civil Aviation Training Centre)は26のトレーニングコースを導入した。2017年、既に、15の訓練コースにトレイナー261人が参加し訓練は成功している。CATCのLim Kaoディレクターが話した。
CATCは2013年以来民間航空の協力して事故に対処するスキルに磨きをかけてきた。
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