マレーシア系企業、シアヌークビルに巨大リゾート建設へ

マレーシアに本社を構えるWA Hospitality社がシアヌークビルで建設工事中の巨大施設「Majestic Casino Hotel & Resort Cambodia」の経営管理権を取得したことが明らかになった。

TTG Asia社の報道によると、今回のプロジェクトは同社初の海外経営事業だという。WA Hospitality社は2015年に創業されたイギリス企業World Avenues社の子会社だ。

「Won Majestic Casino Hotel & Resort」は2021年第一四半期にオープンする予定だ。同施設は有名リゾート「Sokha Beach Resort」の向かい側の土地に建設されるという。

WA Hospitality社ディレクターのAlly Bhoonee氏はTTG Asia社に対して、今回の施設はみなさんが想像するようなビーチに隣接する一般的なカジノではなく、巨大な5つ星リゾートとなるだろうと話した。

同ディレクターは「ホテルはエンターテイメントと他にはない素晴らしいサービスを提供するというコンセプトのもと建設される。稼働率はオープンして1年目で80%に達すると見込んでいる。我々は中国や東南アジア諸国から来る外国人富裕層をターゲットとしている」と語った。

シアヌークビル州観光ディレクターのTaing Sochet Krisna氏はクメールタイムズ紙に対して、「Won Majestic Casino Hotel & Resort」はシアヌークビル市のホスピタリティ部門に良い影響を与えるだろうと話した。

同ディレクターは「シアヌークビル州観光部門は今回のプロジェクトをサポートし、増加する観光客に対応できることを期待している」と語った。

今回の新しいリゾートが五つ星ホテルとなるのかどうかは定かではないという。

観光省による最新データによると、2018年におけるカンボジア観光部門の歳入は前年比約20%増の43億ドル（約5000億円）だったという。

出典：KhmerTimes

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