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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジアのテチョ国際空港が、建築・デザイン賞「ヴェルサイユ賞」が発表した2026年版「世界で最も美しい空港」の1つに選ばれた。
同賞は6月15日に発表され、首都プノンペンの南約20キロに位置する同空港について、再生や安定性を象徴する存在と評価した。
名称は約500年前に王が英雄に与えた称号に由来し、クメール人の不屈さを表すとされる。
施設は、車寄せから搭乗エリアまでの移動距離を短縮し、動線を分かりやすくする大屋根構造を採用した。
中央が高くなる波状の屋根は、カンボジアの宮殿や寺院の意匠を反映している。内部天井は伝統的な編み細工に着想を得ており、竹やラタンのような外観を持つ。
これにより機械換気や人工照明の必要性を抑える設計となっている。さらに国花であるルムドールの木がターミナル内に配置されている。
設計はフォスター・アンド・パートナーズが手掛け、近代的技術と伝統文化を融合させた開放的な空間を実現した。
同ランキングにはこのほか、中国・広州白雲国際空港第3ターミナル、ドイツ・フランクフルト空港第3ターミナル、インド・ロカプリヤ・ゴピナート・ボルドロイ国際空港第2ターミナルやナビムンバイ国際空港第1ターミナル、米国のピッツバーグ国際空港およびサンディエゴ国際空港第1ターミナルが含まれる。
7案件のうち3件は年末に部門別の世界タイトルを受賞する予定である。
テチョ国際空港は2025年9月9日に運用を開始し、同年10月20日に正式開業した。
カンダール州とタケオ州にまたがる約2600haの敷地を持ち、最大級の航空機に対応可能な4F級空港である。
また同空港は、スカイトラックスによる2026年の世界空港賞でも新設ターミナル部門で世界5位に入った。
過去18カ月以内に開業した空港を対象に、設備、職員サービス、運営効率、利用者体験などの調査に基づき評価されたものである。
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