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<写真:khmertimeskh.com>
20日、カンダル州に新設されたテチョ国際空港の開港式典において、フン・マネット首相は、空港サービスにおける過剰な手数料の排除と国際競争力の維持を強く求め、関係当局と民間事業者の連携強化を指示した。
同首相は、経済財務省および国家民間航空事務局(SSCA)に対し、空港利用者が不要な追加費用を負担することのないよう、サービス提供企業との協議を徹底するように要請した。
近隣諸国との競争環境を踏まえ、航空および物流分野における効率性と価格競争力の向上が不可欠であるとの認識を示した。
特に新空港においては、隠れた手数料を排除することを明言し、民間警備会社Sakam社による追加料金の提案を具体例として挙げた。
今後の料金交渉に関しては、空港側が主体となって行うことを原則とし、公正かつ透明な運営を担保する姿勢を明確にした。
また、空港運営に係るコストが周辺諸国と比較して高水準である現状に対しても懸念を示し、航空会社や貨物業者の他国への流出を防ぐため、料金体系の透明性および合理性の確保を求めた。
同首相は、アウン・ポンモニロット上級大臣に対し、料金交渉の監督と、国家利益に適う形での調整を指示した上で、今後の空港運営における重点施策として、サービス品質の向上と貨物輸送を含むコストの適正化の2点を掲げた。
さらに「企業の利益追求も重要であるが、短期的な利益に偏重してはならない。観光および物流の活性化が国家経済全体に利益をもたらす」と述べ、空港を中核とした長期的な経済発展への期待を表明した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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