1万7000ドルのビザ詐欺、入国管理担当の警官を逮捕

＜写真：Khmer Times＞

プノンペン市裁判所の捜査判事は、外国人からビザ申請に関連して1万4000ドルを詐取したとして、入国管理担当の警察官セック・ブン容疑者（27）に対し、一時的な拘留命令を発出した。

同容疑者はプノンペン市ミエンチェイ区チャックアングレクロン地区の国道2号線沿いに居住しており、入国管理警察官として勤務していた。

同容疑者はプノンペン市裁判所の逮捕状に基づき、9月22日にプノンペン市の刑事警察によって逮捕された。

逮捕状によると、同容疑者は9月25日までにプノンペン市刑事警察署に出頭し、詐欺容疑で取り調べを受けることになっている。

同容疑者は当初、中国国籍の人物のビザ申請を行う名目で被害者から1万7000ドルを受け取ったが、約束通りにビザを取得せず、被害者の資金を不正に使用したという。

被害者が詐欺の意図があると判断し、1万7000ドルの返金を求めたところ、容疑者は3000ドルのみを返金し、残りの1万4000ドルを返金しなかった。

そのため、被害者は法的措置を求め、当局に訴えを起こしていた。

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