カンボジア政府、中国人犯罪者に対する制裁欠如を否定

カンボジア政府、中国人犯罪者に対する制裁欠如を否定
2019年08月20日 00時00分 公開
カンボジア政府、中国人犯罪者に対する制裁欠如を否定

<強制送還される中国人犯罪者の様子(写真提供:Police)>


16日、カンボジア内務省は、犯罪を犯した中国人を起訴せず、母国に強制送還して制裁を委託したとアメリカ国営放送Voice of America(VOA)から非難を受けた。


16日、同省の広報担当であるKhieu Sopheak大将はプレスリリースを発表し、15日に放送されたVOAの主張を否定し、中国との覚書に基づいて中国の令状に従い同国の犯罪者を逮捕し、強制送還したと述べた。


「カンボジアで逮捕され中国に強制送還された容疑者は、中国当局で逮捕状が発行されていた者たちだ。強制送還された容疑者は中国で起訴されるが、カンボジアが容疑者を釈放したという意味では無い」と同氏は続けた。


同大将は強制送還された中国人は全てカンボジアへの再入国を禁止したと強調した。


同氏は2014年から先月まで、カンボジア当局は2700人の中国人を強制送還しており、自国で拘束すると国家予算を圧迫する数だと述べた。


18日、VOAプノンペン支局に接触する事はできなかった。


15日、番組関係者のDy Thehoya氏はVOAとのインタービューの最中に今回の主張を行った。


同氏は、カンボジアの法執行が非力であるため中国人が犯罪を犯すためにカンボジアを利用していると主張した。

 

出典:KHMER TIMES

 

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