<母親の殺害を認めるSoeun Yoeun容疑者(写真提供:Post News)>
7日、コンポンチャム州のStung Sen警察は、母親に怠けている事を指摘されたことに腹を立て、母親を殺害した容疑で男性を逮捕した。
事件は7日午後2時半にO’Kunthour自治区にある犠牲者の家で発生した。
Stung Sen警察のNhem Chhunly署長によると、容疑者はSoeun Yoeun氏(37)、犠牲者はKdol Angさん(54)で、共に農業に従事していたという。
被害者には4人の息子がいたが、犯行に及んだのは三男だ。
容疑者はタイで農業労働者として働いており、9月下旬のプチュンバンに実家に帰省していたとChhunly署長は話した。
容疑者は帰省中、家から出ず、家族の農作業を一切手伝わなかったという。
Chhunly署長は事件が発生した日に犠牲者である母親は容疑者である息子の態度に対して注意をしていたという。
母親が息子の怠慢さを注意していた時、息子は家を出ようとしたが、母親はさらに大きな声で注意をしたという。犯行当時、父親と兄弟は不在だったとChhunly署長は付け加えた。
「母親が注意している際、息子はくわを持ち出し、母親の頭を切り、殺害した。母親を殺害した後も、息子は家から離れなかった」と同署長は語った。
事件を目撃した近隣住民が自治警察に通報し、警察が現場に到着すると容疑者を逮捕し、犯行に使われたくわを押収したたと同署長は続けた。
「事情聴取で容疑者は自身の犯行を認めた。日常的に母親から非難される事に腹を立てていたという」と同署長は語った。
容疑者は殺人の罪で起訴され、有罪判決が下ると10年〜15年の禁錮刑となる見込みだと同署長は述べた。
容疑者は9日、追加調査のためコンポンチャム州裁判所に移送された。
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