クルーズ客世界へ拡散で緊張走る、プノンペンではバスツアー

クルーズ客世界へ拡散で緊張走る、プノンペンではバスツアー
2020年02月19日 00時00分 公開
クルーズ客世界へ拡散で緊張走る、プノンペンではバスツアー

現在、下船後に新型コロナウイルス感染が確認されたアメリカ人女性が乗船していたクルーズ船「ウエステルダム 」の残りの乗客らが14日から下船を許可され、自由行動を開始したことで世界に緊張が走っている。

 

 

乗客らは徹底的な健康診断を受けずに世界中へ移動してしまい、足取りを追跡することができなくなる恐れがあるという。

 

そんな中、17日午後、カンボジア当局は、カンボジアから次の目的地へ移動するための便を待つウエステルダムの乗客一部にプノンペンでのバスツアーを行った。

 

バスツアーに参加した乗客がマスクを着用せずに笑顔で親指を立てている写真をカンボジアのメディアが報じた。

 

ウエステルダムは、新型コロナウイルス感染者が乗船している疑いがあるとして、日本、台湾、タイなどアジア各国から入港を拒否されたがカンボジア当局がシアヌークビルへ入港を許可し、乗客への検査を行った後、14日に乗客の下船を開始した。

 

しかし、その後マレーシアに移動した83歳のアメリカ人女性の新型コロナウイルスの感染が確認され、カンボジア政府に対しては批判の声が上がっている。

 

カンボジアは、感染者がいないことを確認した上で下船を開始したため、マレーシアに検査結果を再検討するよう要請したが、16日、マレーシア当局は検査結果は正確なものだと主張した。

 

現在、下船してプノンペンのホテルに滞在している乗客全員の検査が終わり、406人は既に陰性の結果が出ているため、帰国が許可されている。

 

ウエステルダムには未だ233人の乗客と747人の乗員が残っており、数日中に検査が終わる見込みだという。

 

 

※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

 

関連記事

[© poste-kh.com 2016-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
Line Banner

ホットニュース

Choose Classified categories