34人の女性工場労働者が気絶、原因不明

コンポンスプー州で2日、34人の靴工場の労働者が、工場に入るため並んでいるときに気絶して倒れた。

地元当局は次のように述べる。

「最初は何人かの労働者が卒倒しただけであったが、徐々に増えていき計34人が気絶した。理由はおそらく、他の労働者が気絶するのを見て恐怖を感じたからだと思われる。もしくは靴を作る際に使われる、糊（のり）の匂いが原因かもしれない」

気絶した労働者は病院に運ばれ入院している。その他の工場の労働者は休暇を許可された。

労働省当局が今回の気絶事件を調査しているものの、詳細はまだ明らかになっていない。

工場では551人の労働者が働いており、うち501人は女性であった。気絶した34人は全員女性である。



フン・セン首相は労働者の気絶問題について言及した。

「気絶の原因を明らかにしなくてはならない。本格的に調査に乗り出して解決するべきである」

気絶する労働者の人数は前年と比べ38%増加した。

2017年には、22の工場で1,603人が気絶した。そのうち女性は1,599人であった。

http://www.khmertimeskh.com/50298656/nearly-40-factory-workers-faint-in-kampong-speu/

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