7月末から8月頭にかけて、干ばつの危険性高まる

7月末から8月頭にかけて、干ばつの危険性高まる
2017年07月05日 00時00分 公開
7月末から8月頭にかけて、干ばつの危険性高まる



水資源気象省は、7月の最終週から8月の第1週にかけて予測される短期的な干ばつに先立ち、水を節約するようにカンボジアの全国民に訴えた。
 
プノンペンとコンポンスプー、タケオ、カンポット、カンダルなどの州ではその期間、雨は降らないであろうと予測した。
「農民は、稲作のために水を備蓄しておく必要がある」と述べた。
 
一方で来週の雨量の予測では、プノンペン、コンポンチュナン、ポーサット、バッタンバン、シェムリアップ、コンポンスプー、カンダル、プレイベン、プレアヴィヒア、ウドンメンチェイ、クラチエ、モンドルキリ、コンポンチャム、トボンクムンの地域で、適度な雨量を予測している。
 
ココンとプレア・シアヌークの沿岸地域は、同じ期間にまとまった雨を予測した。
 
同予報ではまた、今日から次の水曜日まで、特に低地を中心に、雷に注意するように呼びかけた。
 
今年初め、国立災害対策委員会(NCDM)のネム・バンダ副大統領は、昨年の干ばつが再び起こる危険性があると警告した。
 
NCDMによると、今年は965本の井戸と240の新しい貯水池が建設され、684本の井戸、125の古いため池、18本の運河が整備された。
 
昨年、総計20の州が水不足の影響を受け、331,505世帯、約200万人が被災した。

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