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カンボジアで初めてASEANの世界経済フォーラムが開催され、フン・セン首相は「ビジネス・政治・学界・市民団体から700人以上のリーダーが集まり、その会合は3日間に及ぶ。」と述べた。
今年のASEAN世界経済フォーラムのテーマは、「青年、技術、そして成長へ:ASEANのデジタル化および人口配当の確保」だ。
「この世界経済フォーラムのテーマは、ASEAN諸国にいる35歳未満の人々が人口の50%以上を占めていることが明らかとなり選ばれた。また、若者の多くが技術に関する知識を持っているということもテーマに選ばれた理由である。」と運輸省のサン・チャントール氏は述べた。
「他にも、ASEANの若者にカンボジア地域の技術開発を推進してほしいという理由も含んでいる。彼らは未来のリーダーとなるだろう。」と付け加えた。
世界経済フォーラムのアジア太平洋地域担当であるジャスティン・ウッド氏は、各国が集まるのは今年で50年目であり、ASEANの世界経済フォーラムは過去50年間で成し遂げたこと全てを反映する瞬間となると語った。
「ASEAN地域を未来へと導くために重要なことは、新鮮なアイデアと新しい政策を発展させることだ」と付け加えた。
ウッド氏によると、ASEAN諸国の10ヶ国は、若い世代が繁栄をもたらし続ける素晴らしい可能性を秘めているという。
しかし、同氏は急速に成長する経済、地政学的および技術的変化の時代には、チャンスの発見、リスクへの誘導、政策の設定といった新しいアプローチを必要とすると主張した。
「プノンペンでの会合ではこれらの新しいアプローチを行うため、社会から多くの出資者を集める予定だ」と同氏はコメントした。
民間部門のリーダーはクメールタイムズ紙に、ASEANの世界経済フォーラムはカンボジアの経済発展を披露する良い機会となるだろうと述べた。
アクレダ銀行のイン・チャンニー会長は、600人の代表者が会合に出席すると公表している。
「これは、カンボジアの成果を示すチャンスとなるだろう。代表者はまた彼らの視点から、カンボジアの進歩を評価することもできるだろう。」と同氏は述べた。
「これは見逃してはならないチャンスだ。ASEAN世界経済フォーラムが、開催地をカンボジアに選んだことは、国家にとって大きな名誉である。」と語る。
ASEANでの世界経済フォーラムは今までに26回開催されており、カンボジアとラオスを除く、全てのASEAN加盟国で開催したことがあるという。
地元企業であるワールド・ブリッジのシアーリシー会長は、このフォーラムは地元投資家が国際機関投資家とネットワークを形成する良い機会になると述べた。
「我々の投資政策を見ると、他の地域よりも優れているのがわかる。すべての投資家に開放しており、地元の共同出資はなく、自らの事業100%を保有すると同時に、税制優遇措置を受けることができる。」
Bower Asia(カンボジア)の管理部長であるデビッド・ヴァン氏は、Industry 4.0 による製造業のエコシステムは世界経済フォーラムで議論されるだろうと述べた。
「人工知能と人間対機械の調和を利用して、より小さい小型部品の接続性を強化するということである。」と同氏は述べた。
「我々は現在21世紀に生きており、全世界で技術革命が起っている。」
カンボジアはこのような世界動向から逃れることができず、若者たちはこの現実や技術革命にすばやく追いつくことが必要である。さもなければ、カンボジアは取り残されるだろうという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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