「クレジットカード付帯の海外旅行保険」と「保険会社の海外旅行保険」の違い
項目 | クレジットカード付帯 | 保険会社の海外旅行保険 |
補償期間 | 渡航日から90日以内 | 日数の選択が可能 |
補償内容 | 最低限の補償が基本 | 補償内容の選択が可能 |
保険料 | カード年会費のみ | 補償日数によって金額が変動 |
補償期間の延長 | 不可※ | 滞在中に延長可能 |
キャッシュレス | 提携医療機関であればキャッシュレス可能 | 提携医療機関であればキャッシュレス可能 |
※日本に帰国し、再出国した場合は補償期間がリセットされます。
わかりづらい保険の補償項目
海外旅行保険には補償される様々な項目があります。
海外旅行保険の利用で多い項目は傷害治療費用、救援費用、携行品損害の順となります。
最高補償額は死亡・後遺障害の補償額であることが多いのですが、重要なのは傷害疾病治療費用が付帯しているか、その補償額は十分であるか、その支払いは自己負担しなくて良いかとういことを確認しておくことです。
補償額や補償内容は各クレジットカードよって条件が違いますので、補償内容や補償額を事前に確認しておくこと重要です。
死亡後遺障害
事故によるケガのため、事故の発生の日からその日を含めて180日以内に死亡または後遺障害が発生した場合に補償
傷害治療費用
海外旅行中に事故による怪我や、病気で医師の治療を受けた時に保険金が支払われる補償
救援費用
現地で何かあった場合に、親族等が駆けつけるための渡航費用
携行品損害
海外旅行中の盗難・破損・火災などの偶然な事故により、被保険者の携行品(カメラ、衣類、旅券など)に損害が生じた場合に保険金が支払われる補償
カンボジアで傷害治療費用の補償額はいくらくらいあれば安心??
保険会社のデータによると、合計で数百万円もしくは数千万円以上が支払われた実例もあります。
ここまでのトラブルは滅多に起こるものではありませんが、海外旅行保険はこんな時のためにこそ必要です。
カンボジアでは、軽度の疾患(感染症や怪我など)で必要な治療費は一回あたり数百ドル以内で十分です。
入院でも数千ドルで収まる場合がほとんどです。
しかし、手術や海外緊急搬送など数万ドル請求されることもあります。
実際に、脳疾患でカンボジアの医療機関に入院し、タイの医療機関に搬送された方は6万ドルの請求があったという事例もあります。
そのため、いざという時に備え、傷害治療費用の補償額は600万円以上が必要です。