アンコールワットに繋がる橋の修復作業を開始

アンコールワットに繋がる橋の修復作業を開始
2017年05月03日 00時00分 公開
アンコールワットに繋がる橋の修復作業を開始


今週、アンコールワットまでをつなぐ約200メートルの橋が修復されるまでの間、一時的に別の橋を開放するという。

寺院の保護と開発を担当する機関「アプサラ」は、スペアンハールという今回修復予定の橋は、取り替えの準備ができ次第、すぐに閉鎖する予定だと述べた。

広報担当のロンコサール氏は、一時的に用意される橋は、一度に重さ400トン以上、6400人近くの重さに耐えることが可能だとコメントした。

 アプサラのソックサングバー副所長は、5ヶ月かけて建設した橋の両端には、常に当局関係者を設置し、警備させる予定だと述べた。

橋は、プラスチック製の緩衝材で作られており、 3年以内に再び開通予定のスペアンハール橋の南側に設置されている。

以前アプサラは、緩衝材の総面積は1874㎡あり、1㎡で272kgまで支えることができると述べた。

アプサラの技術サポート部門のヘンキムレン代表は、「我々は、1人の重さを80kgと考えると、この橋では計6371人の人々を一度に支えることができる。」と語った。

寺院の西側にあるスペアンハール橋は、長さが約190mある。

第一段階である90mの修復作業は12年間かけて行われた。
これはアプサラ局とソフィア大学によって実施され、2007年に完了した。

5月にアプサラ局と日本の機関は、第二段階の修復作業開始を発表するために式典を開き、残りの100mを約160万ドルで修復すると約束した。
 
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