カンダル州からベトナムへ向かう道路が崩壊

カンダル州とベトナムの国境を結ぶ道路が、Lerk Dek地区にあるメコン川の堤防が崩壊したことにより、深刻な被害を受けた。
 
Kpob Ateav地区の警察署長官であるデン・ラン氏は、この堤防は3日前に崩れ、それが原因でOrm Sam Nor検問所に続く14号線の崩壊に至ったと公表した。

同氏は、「同じ場所にあった銀行も2011年に崩壊し再建されたが、今回の被害はさらに深刻だった。」と語った。

加えて、運輸省と水資源省は国境に向かうための他の道を探しているが、崩壊した道路は現在通行可能なままだと述べた。
 
ラン氏やその家族らは、修復されるまで自身の農場に移住できるが、何人かは他に移動できる場所がないため避難することができないという。
 
当局は、それが国境に向かう唯一の道路のため道路を封鎖していない。
 
ラン氏は「国境に向かうための道路が１つしかないため、車両はその道を通らなければならない。」と述べた。
 

乗客が乗っている車には、道路が崩壊した付近を横切るとき乗客は降りて、通過するときは運転手1人で通るよう指示している。

そこに住む住人に車の運転を一時的に頼む人もいるという。

運輸省と水資源省は付近の土地所有者に一時的な道路として利用できるよう、いくらか支払う予定だ。

チム・プシー地区の警察署長官は、「この道は旅行者や、ベトナムへの商品の輸送に不可欠である。」と語った。同氏はできるだけ早く解決策を出すよう呼びかけた。
 
危険な地域を横断する車両がまだいるため、道路利用者の安全性が懸念されている。
 
 
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