カンボジア、アラブ首長国連邦と投資保護協定合意へ

カンボジア、アラブ首長国連邦と投資保護協定合意へ
2017年07月27日 00時00分 公開
カンボジア、アラブ首長国連邦と投資保護協定合意へ


カンボジアとアラブ首長国連邦(UAE)は昨日、投資家の信頼を得るための第一歩として、両国の事業投資を促進,、保護するための締約に合意を示した。
 
カンボジア開発会議(CDC)のソク・チェンダ・ソフェア事務総長は「2013年以降、カンボジアとアラブ首長国連邦双方が締約に向けて交渉を続けてきており、今回の合意は画期的なものだ」と述べた。
 
「これは両国にとって好ましい兆候であり、この合意により、将来カンボジアにビジネスや投資するUAEの投資家やビジネスマンが増えることを願っている」と付け加えた。
 
「同協定のすべての条項は両当事者に利益をもたらすので、カンボジア政府はUAEの投資を保護すると確信している」
 
チェンダ・ソフェア氏は、UAEの投資家がカンボジアの新興ガス部門に関心を示しているものの、現在UAEからの投資はないと述べた。
 
同氏は、この合意により、潜在的なUAEの投資家がカンボジアに訪問する道を開くことになると付け加えた。
 
「エミレーツ航空のプノンペンへの直行便はカンボジアとアラブ首長国連邦間のビジネス関係を促進するだろう」
 
在カンボジアのUAE大使であるサリフ・アブドゥラ・アル・シャムジー氏は、UAEのシェイク・アブドゥラ・ビン・ザイード・アル・ナヒヤン外相が、年末までにカンボジアを訪問する予定であるとチェンダル・ソフェア氏に語った。
 
「UAEの代表的なビジネスマンと、将来的に取引する可能性のある投資家も同外相に同行するだろう」とシャムジー氏は述べた。
 
カンボジア商工会議所のリム・ヘン副会長は、このUAEの動きを歓迎した。
 
「最初のステップとして、エミレーツ航空がプノンペン行きの直行便を就航したことが挙げられる。この合意はそれに続くものであり、前向きな一歩である」とヘン氏は述べた。
 
「UAEの投資家はハラール食品分野への投資にも関心があるようだ」
 
「アラブには耕地が不足しており、食料のほとんどを輸入しなければならないため、同国の投資家の関心は主に農業部門に集中している」と同氏は付け加えた。
 
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