カンボジア、選挙を目前に控え世論調査を実施

カンボジア、選挙を目前に控え世論調査を実施
2017年04月09日 00時00分 公開
カンボジア、選挙を目前に控え世論調査を実施



ケム・ソカー氏は、6月の自治選挙で野党のカンボジア救国党(CNRP)が大半を勝ち取ることを公式の世論調査、また非公式の世論調査が示していると主張した。
 

先週ニュージーランドのオークランドで募金活動をしていた支持者らは、野党の指導者は1646すべての自治区で候補者を擁護して党の歴史を作ってきたということを呼びかけた。
 

「世論調査では、CNRPが勝利することを示している。我々は1人の人が国を導いていくことを望んでおらず、我々の指導者は誰もが貢献できるような方法で国を導いていくことを願っている」という。

カンボジア人民党(CPP)のソク・イーサン報道官はソカー氏の主張を空論だとして否定した。
 

「ソカー氏は支持者をただ獲得するためだけに主張している。
彼が述べたことは、サム・レインシー氏が以前選挙で述べたようなものだ。結局それは何にもならない。」と同氏は述べた。
 

イーサン氏は、「野党に世論調査が野党に有利になることは珍しくはないが、現実には20年間落選している。」語った。
 

加えて、「もしもソカー氏がCPPは勝利できないと主張するなら、外国は財政的援助をしなくなるだろう。」と述べた。
 

国政選挙委員会(NEC)のハン・プテア報道官は6月4日の選挙1ヶ月前に世論調査を行うことを禁止する計画を発表した。
 

同氏は、先週の投票準備のためのワークショップで、NECは情報省との間で、選挙1ヶ月前の世論調査を違法とする声明を発表することについて議論したと語った。
 

「どの政党が勝つかを予測する調査は、社会の混乱を招く。NECだけが投票結果を公式に公表する権限がある。」とプテア報道官は言う。


地元メディアが世論調査を報じた後、NECは今年の自治選挙では全体の約60%の自治区で野党が勝利するだろうと発表した。
 

イーサン氏は、この調査を「世論を混乱させCPPを信用させないことを意図する策略」だと呼んだ。
 

6月4日の投票では、12の政党が1646の自治評議会議席を獲得するために競っており、2018年の総選挙では多くの人が大統領候補となると予想されている。


CPPはCNRPが結成される前に行われた2012年の地方選挙で、投票数の70%以上を獲得し、1,633議席のうち1,592議席を獲得した。


野党はその翌年、総選挙で投票数の半数近くを獲得した。

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