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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジアで職業技術教育訓練(TVET)修了者が産業拡大を支える人材として重要性を高めている。
労働・職業訓練省(MLVT)の報道官サン・メサ氏は、同国の人的資本形成においてTVET人材が積極的に寄与していると述べた。
2024年の開始から2026年第1四半期までに、貧困層や脆弱層の若者約27万人が「TVET1.5Mプログラム」の恩恵を受け、このうち約22万7000人が同省傘下の教育機関で、約4万3000人が技能開発基金(SDF)を通じて訓練を受けた。
メサ氏は、TVETが労働者に知識や技術、競争力、適応力を付与し、急速に変化する経済や産業、デジタル技術の需要に対応する基盤を強化していると指摘した。
また政府は、すべての国民が生涯にわたり少なくとも1つの技能を持つことを目指す政策を推進していると説明した。
訓練分野は建設、電力・エネルギー、電子機器、製造、機械、自動車整備、ビジネス、情報技術、サービス、冷凍空調、観光、農業など多岐にわたる。
未受講の若者に対しては、地域の教育機関への登録を呼びかけており、貧困層などには無償訓練と手当が提供されている。
技能開発基金のキョー・ソッキム最高経営責任者は、技能向上は長期的投資であり、継続的な能力開発が必要であると強調した。
職業訓練修了者の初任給は、縫製業の最低賃金を平均で約2割上回り、熟練者と未熟練者の所得差は年数とともに拡大する傾向があるとした。
カンボジア全国労働連盟のサム・ソウン会長は、TVETが若者や労働者の安定した雇用機会の確保と生活水準の向上に寄与すると指摘した。
近年は繊維、電子、自動車分野を中心に産業が拡大しており、市場の需要に即した実践的技能の習得が重要になっているという。
政府は2025~2026年度から高校10~12年生に職業訓練を導入する計画で、49校での実施を予定する。
工業団地や経済特区周辺の生徒などに多様な進路を提供し、早期の就労を可能にする狙いである。
TVETプログラムは2023年11月14日に正式開始され、低所得層や脆弱層を含む若者に訓練機会を提供し、生活水準の向上と国家発展を後押しすることを目的としている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。