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ポイペト市の特別経済特区(SEZ)はさらなる工場の建設と投資の拡大を目指し、安定した電力供給確保のため、タイから電力を輸入することに決定した。
ポイペトPPSEZはバンテアイ・ミーンシェイ地区の送電線を、約300万ドルの総投資額で建設するため、タイのB.Grimm Power Publicと覚書(MoU)を締結した。
MoUにはB.Grimmが12kmの電線を整備し、22kwの電力をポイペトPPSEZに送ると記載されている。
プノンペンSEZの議長でポイペトPPSEZを所有するチヴ・ホー氏は、MoUの締結セレモニーで、この共同事業は安定した電力供給や投資家の信頼を得ることに役立つと説明した。
彼女は、この地域に新しい投資や工場建設のため、安定した電力供給を必要としているという。
「B.Grimmはタイで安定した電力供給ができる会社だと知られている。我々は投資家からの信頼を得るため、電力の輸入に大きなパートナー会社と協力していくつもりだ」と述べた。
タイの会社もまた、地元の供給者と比較しても、より安く提案できると加えた。
自動車部品や電子部品を製造しているような製造業社を魅了するには、安定した電力が必要である。B.Grimmは電力供給に関して、その地域で運営していくのに役立つだろうと述べている。
B.Grimmのプレヤナート・スーントワタ代表は、初期投資額はわずかであったが、この会社は発電所の設置や発電設備を増強することで、将来拡大していくだろうと語る。
「我々は将来この輸入電力を使い、より多くの顧客を得られると確信しているが、産業投資家からの信頼を得る必要がある。もしも安定した電力供給がなされれば、より多くの顧客を魅了することができる」と彼女は述べた。
ポイペト市中心部から東に約6kmのところに、65ヘクタール規模の主要な国境ポイントにアクセスすることができる。ポイペトPPSEZは現在稼働している11の工場と今年から稼働が開始される4つの日本の工場がある。
その地域で製造されるものはほとんどが電子部品で日本や他の国々に輸出される。
政府の最高経済評議会の上級顧問であるメイ・カリヤン氏は、MoUはカンボジアへの安定的な電力供給をすることを可能にしてくれると述べる。
投資家は我々が安定的に電力供給できていないため、まだ投資に踏み出していないと語る。
もし製造業産業に安定して電力供給ができれば、カンボジアに投資や雇用が創出され、カンボジア人はその工場での経験からスキルアップができるだろうという。
カリヤン氏は加えて、カンボジアの製造産業に電力供給がなされ、インフラが整備されれば、カンボジアはタイよりも労働力が安いため、より多くの外国人投資家が集まるだろうと述べている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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