保健省、2018年のデング熱の大流行を警告

保健省は、デング熱の感染件数が2017年は2016年と比べ減少したものの、今年は急増する可能性があると警告している。
 
報告書によると、デング熱は通常5〜6年周期で発生するという。
 
同氏は、「2018年最初の3週間の間にデング熱の感染件数は316件を記録し、そのうち1人が死亡した。昨年の同時期は138件を記録しているので、130％増加したことになる。」と述べた。
 
マラリア対策国立センターのフイ・レコル理事長は、「2017年にデング熱は6,372件発生し、2016年には12,843件発生、18人が死亡した。」と述べた。
 
デング熱の感染件数を減らすため、保健省は地方警察や関係者に対し市民に予防措置を講じるように指示した。
 
また同省は、住民に対し蚊に刺されないよう気を付け、症状が発生した場合は直ちに医療機関を利用するよう呼び掛けている。
 
「デング熱の疑いがある場合は、自己判断での治療や、関係のない薬を使用しないよう心掛け、デング熱の専門家のもとを訪れるようにしてほしい。」と呼び掛けた。
 
フイ氏は、「我々は既に、全国に350トン以上の殺菌剤と5,690リットル以上の殺虫剤を準備している。また、全国の病院ではすでに点滴を行うための器具を5万台以上用意している。」と語った。

http://www.khmertimeskh.com

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