Viet Nam
Myanmarおすすめのプロモーション
＜水祭り最終日、カンボジアのシハモニ国王がボートレース決勝戦を観戦する様子（写真提供：クメールタイムズ紙）＞
シハモニ国王は水祭りの最終日である12日、ボートレースを観戦するため、集まった観客の前に姿を現した。
フンセン首相とその他政府高官もボートレース決勝戦を観戦したという。レースは12日17時30分に終了した。
フンセン首相は自身のFacebookで12日夜、王宮の前でボートレースを観戦したと投稿した。
「平和な国で国民が水祭りを楽しんでいた。」と投稿には書かれている。
フンセン首相はカンボジア国民に対して、予期せぬ事態を阻止するためのセキュリティ対策は万全の状態のため、水祭りを楽しんでほしいと呼びかけていた。
＜ボートレースを観戦するシアモニ国王と数千人の観客（写真提供：クメールタイムズ紙）＞
フンセン首相はFacebookで、水祭り最終日の11月12日にカンボジア人だけでなく外国人観光客も水祭りを楽しんでほしいと投稿していた。
「水祭り最終日をみんなに楽しんで欲しい。今日の王宮とリバーサイドの天気は良く、ボートレースを観戦するには絶好の日だ。」と投稿には書かれていた。
また、フンセン首相は社会に不安定や水祭りの参加者に恐怖をもたらすために、噂や嘘の情報を拡散している人がいることにも言及した。
「カンボジア政府は全ての国民の安全を確保し、特に祝日期間中には厄介な出来事が起きないように努めている。カンボジアの発展を目にしたくない一部の人が拡散する嘘の情報には耳を傾けないで欲しい」とフンセン首相は呼びかけている。
＜ボートレース出場者ら（写真提供：クメールタイムズ紙）＞
フンセン首相はカンボジアを守り、社会秩序の乱れを防止した全ての当局と治安部隊や祝日期間中に観光客に処置を施した医療従事者に対して感謝の意を表明した。
国家警察の報告によると、社会秩序と治安が安定していたため、水祭りには多数の観客が集まったという。
「水祭り初日と2日で150万人がボートレースを観戦した」と報告では記載され、国家警察は社会秩序と治安を守るため、私服警察を含め、1万5000人を配置したと発表した。
＜リバーサイドでボートレースを観戦する人（写真提供：クメールタイムズ紙）＞
ボートレースではボート5隻が沈没したが、レース出場者は全員救助されたという。
子ども15人が水祭り期間中に迷子の状態で発見されたが、その後、家族が見つかり引き取られたという。
また、水祭り参加者5000人が体調不良を訴え、5人が病院に搬送されたとも報告されている。
報告では全ての当局が水祭り期間中にいかなる緊急事態にも迅速に対応できるよう待機していたと書かれている。
＜ボートレースで沈没したボートに乗っていたレース出場者を当局が救助する様子（写真提供：クメールタイムズ紙）＞
国家警察報道官のKhoeun氏は12日、治安と公共秩序は完璧に保たれていたと話し、水祭り参加者も協力的だったと加えた。
「我々は治安と秩序をしっかり保つことができた。犯罪はほとんど発生せず、水祭り参加者も不審に感じたことを警察に報告するなど協力的だった。警察は人が集まりやすいエリアに防犯カメラを設置し、監視活動を行っていた。見ることができる限り、水祭りも問題なく開催されていた。」とKhoeun氏は話した。
水祭り3日間の参加者合計人数について、Khoeun氏はまだ推定できていないとしている。
カンボジアの国内・国際フェスティバルを組織する国家委員会のBou Chum Serei副委員長は12日、今年の水祭りは円滑に開催され、昨年より川の水位が低かったがボートレースには影響が出なかったと話した。
環境省の報道官であるNeth Pheaktra氏は今年の水祭りにはゴミ回収を担当する人が900人配備されたと話した。そのうち、86人はECO AD社から、514人はCintri社から、300人は交通局など政府機関からだという。
また、Pheaktra氏はボランティア1130人も清掃活動に参加し、参加者に対して環境を綺麗に保つ必要性の教育活動を行ったと話した。
＜水祭り最終日の夜に打ち上げられた花火（写真提供：クメールタイムズ紙）＞
ボランティアで清掃活動に参加した人にはカンボジア青年連盟や環境局、観光局、教育局、廃棄物管理・環境局、非公式部門、その他機関の代表者らも含まれていたという。
「このような取り組みは環境保護の必要性に関する認知度が高まることに繋がり、人々に適切な廃棄物管理の方法を伝えることができる」とPheaktra氏は話した。
＜水祭り最終日に川に浮かべられたイルミネーション（写真提供：クメールタイムズ紙）＞
関連記事
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
