観光客向けBakongアプリ、19日から利用開始

観光客向けBakongアプリ、19日から利用開始
2024年08月21日(水)00時00分 公開
観光客向けBakongアプリ、19日から利用開始

<写真:Khmer Times>

 

カンボジアは19日、国内の330万店舗で利用可能な観光客向け決済システム「Bakong Tourists App」を導入した。

 

この新アプリは、国際観光客がカンボジア滞在中に効率的かつ便利に支払いを行えるようにするものである。

 

同国北西部のシエムリアップ州で行われた発表式典で、カンボジア国立銀行(NBC)のチア・セレイ総裁は、このアプリが観光産業の発展に寄与すると述べた。

 

観光業はカンボジア経済の主要な支柱の1つであり、電子決済の導入が観光客の利便性を高め、観光業のさらなる成長を促進する狙いがある。

 

観光客はカンボジア到着後に「Bakong Tourists App」をスマートフォンにインストールし、電子メールを使用してアカウントを作成する必要がある。

 

観光客はアプリにチャージし、カンボジア国内の約330万の小売店舗でKHQRコードをスキャンして支払いを行うことが可能となる。

 

カンボジア観光省によると、2024年上半期には316万人の国際観光客が訪れ、前年同期比で約23%の増加を記録した。

 

これにより、カンボジアの観光産業に対する期待が一層高まっている。同国の主要な観光客の出身国はタイ、ベトナム、中国、ラオス、米国であり、多様な国からの訪問が続いている。

 

観光業に加え、カンボジア経済は衣料品、履物、旅行用品、農業、建設、不動産といったセクターに支えられている。

 

 

 

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