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〈写真:Khmer times〉
カンボジア東北部ラタナキリ州で29日、住民3人が自家製の米酒を飲んだ後に死亡した。地元保健当局によると、この米酒には高濃度のメタノールが含まれていた可能性があるという。
事故が発生したのは、同州バケオ郡スンコミューンのヤソム村である。死亡したのは54歳から78歳の男性2人と女性1人で、さらに2人が同様の症状を訴え、病院に搬送された。
ラタナキリ州保健局の緊急対応チームの報告によれば、被害者は腹痛、せき、呼吸困難、眼の刺激といった症状を示していた。当局は問題の米酒のサンプルを回収し、成分分析を進めている。
この事態を受け、ラタナキリ州情報局は、同州のニエム・サムオン州知事が関係当局に対し、調査結果が出るまで全ての地元の米酒製造所の操業を一時停止するように指示したと発表した。
東南アジアの農村部では、米酒が安価で手に入りやすいため広く消費されている。しかし、自家製酒の品質管理が不十分な場合、有害な物質が含まれるリスクがあると専門家は指摘している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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