おすすめのプロモーション
〈写真:Khmer times〉
プノンペンのクオン・スレン知事は、都心部のリバーサイドエリアを毎週土曜・日曜の夜間に歩行者天国とする計画を発表した。運用開始は2月1日で、観光客の誘致を目的としている。
この「ウォークストリート」は、カンボジア郵便局前から王宮にかけての区間が対象となる。スレン知事は1月31日に行われた進捗確認会議で、観光省やプノンペン市当局の関係者とともに計画の詳細を説明した。
当面の実施時間は毎週土曜・日曜の午後6時から午後11時までとし、国内外の観光客の呼び込みを期待している。
市当局は2019年からこの構想を進めていたが、新型コロナウイルスの影響で一時中断を余儀なくされた。しかし、政府の指示を受けて再開が決定し、準備を進めてきた。
沿道の飲食店経営者からは歓迎の声が上がっている。リバーサイドでレストランを営むトウ・ピセ氏は「観光客の増加によってビジネスの活性化が期待できる」と述べ、メニューの充実や割引サービスの提供を検討していることを明らかにした。
市民の間でも期待が高まっている。プノンペン在住のペン・チャナ氏は「都心の観光名所であるリバーサイドがより活気づく」とした上で、「食事や買い物を楽しめる屋台の設置も進めてほしい」と市当局に要望を寄せた。
市当局は、歩行者天国の実施時間中は車両の通行を禁止し、仮設トイレや屋台の設置など利便性の向上を図る。また、周辺住民には事前に情報を提供し、円滑な運用を目指す方針である。
運用開始後は状況を確認しながら改善を重ね、より良い形での継続を図っていく考えである。
[© poste-kh.com 2016-2025 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。